南箕輪の地に
- 公開日
- 2012/04/02
- 更新日
- 2012/04/02
校長室から
平成23年度より、お世話になっております学校長の中山和夫と申します。雄大な経ヶ岳のもと豊かな自然に囲まれた若々しい村の、伝統あるこの南箕輪小学校で、元気で素直な子どもたちと一緒に、未来を切り拓くための学習を進められる事、大変光栄に感じています。
平成24年度の南箕輪小学校では、特に重視すべき基本的な教育方針として三つ掲げています。第1に「子ども一人一人を大切にした教育の推進」、これはきわめてあたりまえのことですが、一人一人の個性や実態に添った教育のためには全職員が力を合わせ努力していくことが必要です。第2に「子どもの安全・安心の確保」であります。昨年3・11の東日本大震災と翌日の長野県北部地震は全国民に大きな衝撃と課題を残しました。その教訓をしっかりと受け止め、子どもを様々な自然災害による危機や交通事故・不審者問題等の危険から子どもを守ること重視していきたいと考えます。第3に「地域に開く学校づくり」です。子どもたちは言うまでもなく地域・南箕輪村の宝です。地域とつながり地域の中で体験し地域の方々から様々な教えを受け育っていきます。こうした地域とのつながりを深くすることにより、現代の社会に活きる人間としての真の「生きる力」を身に付けていくことができると考えています。
そして、本年度の重点目標として、「話す力・聞く力を高めよう。」と「あなたや私への思いやりの心を育てよう。」の二つを掲げ、日々の学習の中で大事に扱っていきたいと思います。
以上三つの基本方針と二つの重点目標はもとより、学習指導要領に基づく「基礎・基本」、そしてなにより「生きる力」を育むための学校教育を進めて参りたいと思いますので、なにとぞ保護者の皆様・地域の方々のご理解とご協力をお願いしたいと思います。そのために皆様と心を一つにして子どもたちと接していきたいと思いますので、ぜひお気軽に学校に、教職員にお声をかけていただきたいと思います。